TimesTenレプリケーションは、あるデータ・ストアのキャッシュ・グループを別のデータ・ストアのキャッシュ・グループにレプリケートするように構成できます。レプリケートが可能なのは、同じタイプのキャッシュ・グループのみです。たとえば、SYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループは他のSYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループと双方向にレプリケート可能です。また、READONLYキャッシュ・グループは他のREADONLYキャッシュ・グループと双方向にレプリケート可能です。
また、キャッシュ・グループの表を通常のTimesTen表にレプリケートすることもできます。
TimesTenキャッシュ・グループを別のTimesTenデータ・ストアにレプリケートする場合、そのデータ・ストアに接続中のアプリケーションによるキャッシュ・グループへの更新のみがOracleに伝播されます。別のデータ・ストア上のキャッシュ・グループからレプリケートされるキャッシュ・グループへの更新は、Oracleに伝播されません。